ソマリア沖“海賊”減らず 海自派遣1年延長決定[2015/07/07 11:55]

 政府は、今月23日に期限を迎えるソマリア沖アデン湾での海上自衛隊による海賊対処活動を1年間延長することを決めました。

 中谷防衛大臣:「積極的平和主義に基づく国際社会の平和と安定に引き続き貢献をしていく必要がある」
 政府は、海賊発生の根本的な問題であるソマリア国内の貧困が依然として解決していないことなどから、海上自衛隊の派遣を1年延長します。派遣延長は6回目で、護衛艦2隻など約600人態勢の規模が継続されます。防衛省によりますと、ソマリア沖では海賊の疑いがある不審船事案はいまだ多く、EU(ヨーロッパ連合)やNATO(北大西洋条約機構)の海上部隊も対処活動を延長しています。

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