次世代の党の松沢幹事長が離党する意向を表明[2015/08/27 21:10]

 次世代の党の松沢幹事長は、28日に党首選挙が告示されるのを前に「党の路線を巡って意見が折り合わなかった」として離党する意向を表明しました。

 次世代の党・松沢幹事長:「路線の問題と党の抜本改革の考え方で、どうしても真っ二つに割れた。代表選挙をやったらその場で分裂になる可能性があった。私は離党という形で党を離れる」
 次世代の党は、平沼党首の退任を受けて、28日に結党以来、初めての党首選挙が告示されます。これまでに松沢幹事長と中山恭子参院議員会長が立候補に意欲を示していて、党内では一本化に向けた協議が行われてきました。しかし、第三局路線を目指す松沢氏と「自民党との連携」を重視する中山氏らとの対立は解けませんでした。松沢氏は「フリーハンドで動きたい」と離党届を提出しました。このため、立候補を届け出るのは中山氏のみで、正式な手続きを経て党首に選出される見通しです。

こちらも読まれています