民主と維新が急接近? 国会で一枚岩になれるか[2015/09/01 11:49]

 野党再編に向けた動きが活発化しています。維新の党の分裂が確実になったことを受け、31日、維新の党の松野代表は民主党の岡田代表と会談し、政策や選挙協力を進めるための協議機関を設置することで一致しました。野党再編や国会で審議が大詰めを迎えている安保関連法案の行方はどうなるのでしょうか。

 (政治部・小池直子記者報告)
 低迷を続ける野党にとっては、自公に対抗する野党勢力を結集し、何とか現状を打開したい考えです。民主党にとっては「党名を変えるチャンスだ」と期待感が高まる一方、維新の党の松野代表は民主党出身でもあり、党運営に反発して離党した経緯があることから、「単なる出戻りだ」と冷ややかな声も上がっています。また、維新の党内でも、橋下大阪市長の可能性にかけたいなどとして相当数が大阪に流れる可能性もあるとみて、大規模な野党再編の道筋が開けるかは不透明です。
 一方、大詰めを迎えている安保関連法案を巡る動きですが、維新の党は橋下氏の強い意向を受けて、与党との修正協議を再開したばかりでした。しかし、一連の分裂騒動で、党内からは「バラバラの維新は誰にも相手にされない」として、政府案で押し切られるとの見方が強まっています。まずは安保関連法案や派遣法、そして、その先の内閣不信任案など、この国会で一致した行動が取れるかどうかが野党再編への試金石となります。