政治

2015年10月24日 17:50

ポスト安倍?池田勇人没後50年で岸田会長の存在感は

2015年10月24日 17:50

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 自民党の派閥「宏池会」の創設者である池田勇人元総理大臣の没後50年の式典が開かれ、今の派閥会長である岸田外務大臣らが出席しました。ポスト安倍への存在感を示せるのでしょうか。

 (政治部・大瀧翔子記者報告)
 総理4人を輩出した名門派閥とされる宏池会の創設者・池田元総理に派閥の結束を誓いました。
 自民党「宏池会」会長・岸田外務大臣:「池田勇人(元)総理の足跡を振り返りながら、今の政治において我々はどうあるべきなのか。ぜひ、思いを巡らせていかなければならないと思っています」
 宏池会は、池田元総理の他にも大平正芳氏、鈴木善幸氏、宮沢喜一氏と合わせて4人の総理大臣を輩出しています。しかし、先の総裁選では、前の派閥会長で議員を引退した古賀元幹事長が野田聖子氏の出馬を模索し、派内で対立が生まれました。その後の内閣改造でも閣僚が5人から1人に減るなど、岸田会長への不満が募っています。24日の式典には多くの議員への出席を呼び掛けましたが、45人中16人の出席にとどまっています。ポスト安倍に名乗りを上げられるのか、まずは派閥をまとめる岸田会長のリーダーシップが問われています。

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