合併にらみ…麻生派・山東派トップが初会談

　自民党・麻生派会長の麻生太郎副総理と山東派会長の山東昭子元参院副議長が都内で会談し、今後も派閥合併を念頭に協議を続けていくことで一致しました。

　両派閥は約3年前から合同勉強会を開くなど、合併に向けた準備を進めてきましたが、山東氏の前任の大島氏が衆院議長に就任し、派閥を離脱したことなどで両派閥の交流は止まっていました。両会長の会談は初めてで、今後も合同勉強会などで議員同士の交流を深めることや、参議院選挙で協力することなどを確認しましたが、具体的な合併時期は決まらなかったということです。両派閥が合併した場合、衆参合わせて46人となり、岸田派を抜いて党内第3派閥となります。