不倫スキャンダルによる自民党議員の辞職を安倍総理大臣が陳謝しました。
民主党・緒方林太郎議員:「『育児休暇詐欺』とでもいうべき『事件』だったと思います。育児休暇を取ることがはばかられるような雰囲気が出てくることを懸念します」
安倍総理大臣:「『ああした形』で辞任に至ったことは、私も党の総裁として申し訳ない思いだ。議員である前に、しっかりと人間として襟を正していく必要があるんだろうと」
育児休暇を取得する考えを示していた自民党の宮崎謙介議員が不倫を認めて辞職することについて、安倍総理は「非常に特殊な例だ」と強調しました。そのうえで、安倍政権として男性の育児参加を促す方針については、「こんなことで微動だにしない」と力を込めました。
また、丸川環境大臣は、福島第一原発の事故に関する除染の長期目標について、今月7日の講演会で「何の科学的根拠もない」と発言したことを認め、国会でも発言を撤回しました。それを受けて、民主党など野党は「大臣の資格なし」と批判を強めています。
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