「認められない」東シナ海問題で抗議 日中外相会談[2016/08/24 18:40]

 繰り返される中国公船の領海侵入後、初めての会談です。

 岸田外務大臣:「(尖閣諸島の領海侵入などについて)事態の完全なる沈静化、そして再発防止、東シナ海全体の状況の改善等を(中国側に)強く求めた」
 会談で岸田大臣は、尖閣諸島を巡る問題について「中国側の一方的な行動が続いていることは認められない」と強く抗議しました。これに対して、中国の王毅外相は「不測の事態を回避することが重要だ。意思疎通を積み重ね、日中関係を改善していきたい」と述べました。また、岸田大臣は来月で調整している日中首脳会談について「東シナ海情勢の沈静化が重要だ」と述べ、中国を牽制(けんせい)しました。

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