海外から輸入されているコメの入札を巡って不透明な取引がある問題で、山本有二農林水産大臣が7日に調査結果を公表することが分かりました。
山本有二農林水産大臣:「早期に調査結果を公表したいと思っておりまして、できるだけ今週中には公表したい」
国の管理下で行われている輸入米の入札を巡っては、商社と卸業者の間で「調整金」と呼ばれるカネのやり取りがあり、国が公表している価格よりも安く取引されていたことが問題になっています。山本農水大臣は、農水省の調査によって調整金以外にも「多様な授受があるので、すべて把握したうえで公表したい」と述べました。輸入米を巡り、調整金以外にも不透明な経理処理がある可能性が浮上したことで、今後のTPP(環太平洋経済連携協定)関連法案の審議に大きな影響を与えそうです。
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