政治

2016年11月17日 08:02

「衆参3分の2」で初の憲法論議 自民は改憲に積極的

2016年11月17日 08:02

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 夏の参議院選挙の結果、改憲勢力が衆参両院で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を占めて以来、初めての憲法論議が国会で始まりました。

 自民党・中川雅治参院議員:「自主的な憲法改正はまさに、国政の重要な課題となっていると考えます」
 民進党・白真勲参院議員:「我が民進党は自民党と異なり、現行憲法を高く評価し、その役割は今後、ますます重要度が高まると考えています」
 参議院の憲法審査会で自民党は、今の憲法の変えるべき点を丁寧に議論したうえで国民の合意形成を図りたいと主張し、党の憲法改正草案をそのまま提示するつもりはないと説明しました。これに対して民進党は、改正論議を進めることに慎重な考えを示しました。17日からは衆議院でも議論が再開されますが、具体的な議論は来年の通常国会以降になる見通しです。

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