東シナ海空域で日米大規模訓練 B52と空自機が連携[2018/09/28 11:48]

 東シナ海で27日、航空自衛隊の戦闘機と核兵器を搭載できるアメリカ軍のB52戦略爆撃機が大規模な共同訓練を行ったと防衛省が公表しました。

 小野寺防衛大臣:「この訓練の実施により、日米の連携強化が図られ、その絆を示すことは我が国の安全保障環境が厳しさを増しているなかで、地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示す効果があると考えている」
 訓練では、航空自衛隊の戦闘機・F15など16機と、アメリカ軍のB52戦略爆撃機・1機が編隊を組んで尖閣諸島周辺や日本海を飛行しました。中国が領有権を主張する尖閣諸島周辺での訓練が明らかになるのは初めてです。自衛隊は今月、南シナ海で対潜水艦戦の訓練を行ったことも公表していました。これらの訓練は中国を牽制(けんせい)する狙いがあるものとみられます。

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