サマータイム導入難しい… 自民で厳しい意見相次ぐ[2018/10/31 19:40]

 自民党はサマータイムの導入に向けた研究会を開きましたが、「機運が盛り上がらないと導入は難しい」など厳しい意見が相次ぎました。

 会合では、関係省庁からサマータイム導入によって信号機の改修が必要になるといった課題が示された一方、省エネやCO2削減効果といった利点についても説明がありました。議員からは「経済界、労働界含めて機運が盛り上がっていないと実質的には難しい」「EU(ヨーロッパ連合)がサマータイム廃止に向かうなか、嘲笑の対象になるのではないか」などと厳しい意見が相次ぎました。ただ、遠藤元オリンピック担当大臣は「決して導入を断念したわけではない」と話し、来週には経団連や日本商工会議所などからヒアリングを行い、今後も議論を続ける方針です。

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