元患者や事業者から聴取 ギャンブル依存症対策へ[2019/02/20 23:25]

 カジノを含むIR(統合型リゾート)の整備に向けてギャンブル依存症対策を策定するため、依存症の元患者や事業者などから意見を聞く会議が初めて開催されました。

 宮腰担当大臣:「ギャンブルをはじめとした依存症対策を進めるにあたりましては、個々の問題に対応した適切な支援が必要であり、医療機関や行政、教育機関、地域社会、業界などが一丸となって包括的に取り組んでいく必要性を強く感じた次第であります」
 20日に行われた会議は、去年に成立した「ギャンブル等依存症対策基本法」に基づいて開催されました。政府は4月までに対策の具体論となる基本計画を閣議決定する予定です。それに反映させるために依存症の元患者や事業者、専門家からの意見を聴取して取りまとめることにしています。

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