政治

2019年4月4日 11:49

総理「令和も3本の矢」 野党は塚田発言で手ぐすね

2019年4月4日 11:49

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 参議院の決算委員会で安倍総理大臣は、デフレ脱却に向けて令和の時代も引き続きアベノミクス「3本の矢」の政策を進める考えを強調しました。

 (政治部・佐藤美妃記者報告)
 自民党の西田参院議員は安倍総理に対し、デフレ経済から脱却できなかった平成時代の経済政策について見解をただしました。
 自民党・西田参院議員:「まさに少子化、私は根本的な原因はこういう経済のデフレ下にあったと思っている」
 安倍総理大臣:「平成から令和時代へ、今後も『3本の矢』の政策を継続することでデフレ脱却を果たすとともに、成長と分配の好循環をより力強いものとしていかなければならない」
 また、外務省での新元号「令和」の使用について問われた河野外務大臣は、外国とのやり取りについては西暦のみを使う方針を改めて示しました。一方、野党側は「忖度(そんたく)」発言が問題になっている塚田国土交通副大臣に対して徹底追及する方針です。
 立憲民主党・蓮舫副代表:「出処進退は基本的には自分で決めるものだが、今回の場合はその域を超えている。名前を使われた、忖度したと明言された安倍総理がなぜ罷免(ひめん)しないのか分からない」
 統一地方選の前半戦が行われているなか、野党の追及次第では安倍政権の新たな火種となりかねない事態となっています。

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