旧優生保護法救済法が成立 総理「心からおわび」[2019/04/24 15:01]

 優生保護法のもとで不妊手術を受けさせられた人たちを救済する法律が成立したことを受け、外遊中の安倍総理大臣は「おわび」の談話を発表しました。

 談話のなかで安倍総理は当時、法律を執行していた政府の立場から「真摯に反省し、心から深くおわびする」と謝罪の意を表明しました。そのうえで、「このような事態を二度と繰り返さないよう最大限の努力を尽くす」としました。優生保護法のもとで不妊手術を受けさせられた人は、約2万5000人に上るとみられます。今も各地で国家賠償請求の訴訟が続いていて、こうしたなかで総理大臣自らがおわびの談話を出すのは異例のことです。

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