安倍総理がEU首脳と会談 WTO改革の必要性で一致[2019/06/28 01:04]

 安倍総理大臣は大阪で開催されるG20首脳会議に先立ってEU(ヨーロッパ連合)の首脳と会談し、WTO(世界貿易機関)の改革が必要だという認識で一致しました。

 安倍総理大臣は、EUのトゥスク大統領やユンケル委員長と約40分間会談を行いました。両首脳はWTOについて紛争解決機能の改善も含めた改革が必要だとして、28日からのG20首脳会議で重要なテーマとして取り上げる方針で一致しました。また、安倍総理は北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた協力を改めて要請したほか、イランを含めた中東情勢についても協議しました。そして、福島第一原発の事故に伴う日本産食品の輸入規制について、EU側は岩手、栃木、千葉のすべての品目の規制を撤廃するとともに、福島県産の大豆も規制から外す方針を伝えました。

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