内閣改造 萩生田氏・西村氏が初入閣[2019/09/10 00:05]

 11日に行われる内閣改造と自民党の役員人事で、安倍総理大臣は側近の萩生田光一幹事長代行や西村康稔官房副長官らを入閣させる意向を固めました。

 閣僚人事では安倍総理側近の萩生田幹事長代行や西村官房副長官に加え、江藤拓総理補佐官の初入閣が固まりました。再入閣では加藤勝信総務会長が重要閣僚で起用されます。自民党役員人事では総務会長に鈴木俊一オリンピック担当大臣、選挙対策委員長に下村博文憲法改正推進本部長が就任することが固まりました。また、税制調査会長には甘利明選挙対策委員長が起用されます。一方、今回の内閣改造に合わせて横畠裕介法制局長官を退任させ、後任として近藤正春法制次長を昇格させる方針を固めました。横畠法制局長官は2014年5月に就任し、安保法制の整備にあたって政府の憲法解釈を変えて集団的自衛権の限定的な行使を可能にするなど、安倍政権を法制面から支えてきました。

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