茂木外務大臣はロシアのラブロフ外相と会談し、北方領土問題を含む平和条約交渉のため、茂木氏が来月中旬にロシアを訪問して協議することで合意しました。
茂木外務大臣:「首脳間の合意を一つひとつ着実に実施をし、日ロ関係の潜在力を大きく開花させたいと思っております」
両外相は、北方四島における共同経済活動として先月末から試験的に実施された択捉島と国後島を巡る観光ツアーを高く評価しました。また、来年からの本格的な事業化に向けて議論を進めることを確認しました。日本政府はこうした事業を確実に進めることで、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展につなげたい考えです。その条約交渉のため、両外相は来月中旬にモスクワで協議を行うことでも合意しました。
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