東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は、12日午後3時から始まった臨時の会合で「私の不適切な発言が原因で混乱を招いた」と述べ、正式に会長職を辞任することを表明しました。
大会組織委員会・森喜朗会長:「今回、私の不適切な発言が原因で大変混乱を致してしまいました。理事の皆さん、評議員の皆様、多くの皆様方に大変ご迷惑をお掛け致しましたことを誠に申し訳なく存じております。きょうをもちまして会長を辞任致そうとこう思っております」
森会長は今月3日「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」などと話し、国内外から大きな批判を受けていました。
会合では「長い83年の歴史の中で一番情けないことを言った」とも述べています。
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