自民党の岸田総裁は、午後の国会で第100代総理大臣に指名される見通しで、4日、岸田内閣をスタートさせます。
(政治部・柴戸記者報告)
岸田総裁は4日朝、早くから自民党本部に入り、側近議員らと新内閣発足に向けて詰めの調整を行いました。
自民党・岸田文雄総裁(64):「これからが本当の意味でのスタートだと思っています。強い思いで、強い覚悟を持って、これからに臨んでいきたいと思っています」
岸田内閣では新型コロナウイルスに関係する閣僚を一新し、中国を念頭に置いた経済安全保障担当大臣を新たに設置します。
また閣僚20人のうち、13人が初入閣となり、当選3回の若手からも3人を抜てきします。
ワクチン・五輪担当、堀内詔子新大臣(55):「3回生でございますので、まだまだ学ぶことが多い立場でございますが、しっかりと、頑張りますということで」
閣僚の顔ぶれについて自民党内からは、派閥に配慮した手堅い人事だと評価する声が上がる一方で、国民ではなく、自民党の声を聞いた内閣だとして、衆院選への影響を懸念する声も上がっています。
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