まもなく衆院解散 総選挙へ 19日公示31日投開票[2021/10/14 12:00]

 衆議院がまもなく解散されます。衆議院選挙は19日公示、31日投開票の日程で行われ、各党による選挙戦が事実上、スタートします。

(政治部・大石真依子記者報告)
 14日午後1時から、本会議が開かれ、冒頭に衆議院が解散されます。

 岸田総理大臣:「大変、厳粛な気持ちできょうを迎えております。ぜひ新しい内閣のありよう、目指すもの、これからしっかりと訴えていきたい」

 朝の閣議では、全ての閣僚が閣議書に署名し、解散が決定されました。本会議で大島議長が解散詔書を読み上げて、解散されます。

 今回、4年ぶりとなる衆議院選挙で前回は与党の圧勝でしたが、自民党内からは「どうしても議席が減る選挙であることは間違いない」といった声が出ていて、どれだけ減り幅を抑えられるかがポイントだとしています。

 一方の野党側ですが、候補者の一本化に向けて、共産党が21の選挙区で候補者を取り下げたことについて、立憲民主党の枝野代表は「想定を超える一本化ができた、必ず勝たせたい」と意気込みました。

 解散から投開票までわずか17日という異例の短期決戦です。

 新型コロナ対策や経済政策が、大きな争点となる見通しです。

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