政治

ABEMA NEWS

2021年10月30日 10:15

衆院選の争点・「選択的夫婦別姓」を深堀り

2021年10月30日 10:15

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衆議院選挙で争点の一つとなっているのが、結婚したカップルが同じ名字を使うのか、別々の名字を使うのかを選べる「選択的夫婦別姓」です。導入に慎重な自民党と、積極的な他党との違いが鮮明になっています。

自民党は、公約で直接、触れていませんが、名字を変えることで生じる不利益について、
「時代の変化を受け止め、さらに解消する」としています。
一方、公明党はキャリアの維持などの観点から「導入を推進」する立場で、与党内で温度差があります。
また、野党の多くは導入に前向きです。
共産党は、「それぞれの選択に寛容な社会をつくることが急務」だとして、「直ちに導入する」と訴えています。
立憲民主党は「両性の本質的平等の実現」を訴え、社民党は「多様性に富む社会の実現」を打ち出し、いずれも「早期実現」を掲げています。
国民民主党は制度を実現させ、「多様な家族の在り方を受け入れる社会を目指す」としています。
れいわ新選組も、「法整備から意識を変える」として進めていくと訴えます。
日本維新の会は、戸籍制度を維持しながら旧姓使用にも法的効力を与える形で導入を目指す考えです。
NHK党は、導入の前段階として、法務省が提示している代替案「例外的夫婦別氏制度」も検討するように国会で提案していくとしています。


「選択的夫婦別姓」の取材を続けるテレビ朝日の番組「スーパーJチャンネル」の
溝上由夏デスクに解説してもらいます。

Q.なぜ選挙の争点に?
Q.導入を望む理由は?
Q.違う姓で困ることは?
Q.子供の姓はどうなる?
Q.以前に成立の機運が?

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