防衛省は、戦闘を継続する能力いわゆる「継戦能力」を強化するため、弾薬や誘導弾を2027年までに増やしていく方向で最終調整しています。
誘導弾はミサイルの一種で、精密機械が中に入っていて狙った場所にピンポイントで攻撃できます。
現在、精密機械などの価格が上昇しているため、戦闘を続けるのに必要な数が十分整備できていないのが現状です。
防衛省は、中国が台湾に侵攻する「台湾有事」などに備え、2027年までに弾薬や誘導弾の弾数を増やしていく考えです。
それに伴い火薬庫を早期に整備していく方針で、今後10年で、陸上自衛隊はおよそ90棟、海上自衛隊はおよそ40棟増設する方向で調整しています。
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