防衛省は、20日までの4日間で、沖縄県の南東の太平洋を航行している中国海軍の空母から戦闘機などがおよそ130回、発着していたことを発表しました。
防衛省によりますと、17日から20日にかけていずれも午後8時ごろ中国海軍の空母「遼寧」などが沖縄県の沖大東島や北大東島周辺の海域を航行しているのを確認しました。
その間、「遼寧」から戦闘機やヘリコプターの発着がおよそ130回行われたということです。
領空侵犯はなく、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応しました。
防衛省は、「空母等の能力向上や遠方での作戦遂行能力の向上を狙っている可能性がある」として警戒監視を続けるとしています。
画像:確認された中国海軍の空母「遼寧」 防衛省撮影
広告