北朝鮮による軍事偵察衛星の発射に備え、政府はJアラートなどでの伝達内容を変更し、都道府県の担当者に対して説明しました。
北朝鮮はちかく軍事偵察衛星と称して弾道ミサイルなどを発射するとみられています。
政府はこれまで通り、ミサイルが領土や領海に落下・通過する恐れがある場合に、Jアラートなどで避難を呼び掛けます。
その後、日本の領土・領海の外に落下したなどと推定できた場合は、これまでになかった「避難の呼び掛けを解除します」という文言をJアラートなどに加えるように変更しました。
4月13日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、北海道周辺への落下予想を出したものの、その後、落下の可能性が無くなったと訂正したことを受けて、より丁寧に情報伝達をするため、文言を変更したということです。
また、ミサイルを迎撃して破壊した場合は「先ほどのミサイルは迎撃により破壊されました。ミサイルの破片の落下の可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難してください」と伝える文言も新たに加えました。
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