自民党は次の衆議院選挙に向け、日本維新の会の牙城(がじょう)となっている大阪で、すでに候補者が内定している選挙区も含めて候補者を公募することを決めました。
自民党は2021年の衆議院選挙で候補者を擁立した大阪の小選挙区すべてで維新に敗れ、比例復活も2人にとどまりました。
茂木幹事長は今月30日、地方組織の立て直しに向けた会議を開き、地方選挙の結果や情勢調査を踏まえ、大阪ですでに候補者が内定している選挙区も含め、候補者を新たに公募することを決めました。
公明党の候補者への推薦が内定している選挙区を除いた15選挙区のうち10選挙区前後が対象となる見通しです。
茂木幹事長は「厳しい対応を取らざるを得ない状況だ」として、現職の差し替えもあり得るとの考えを示しています。
来週から公募を始め、7月中に決める方針です。
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