先月、熱中症で救急搬送された人の数が全国で7235人に上り、同じ時期としては調査開始以来2番目の多さとなりました。
総務省消防庁によりますと、先月、熱中症で救急搬送された人の数は6月の調査を始めた2010年以降、最も多かった去年に次ぐ7235人でした。
年齢別に見ると、65歳以上の高齢者が半数以上を占め、次いで18歳以上65歳未満の大人がおよそ3割でした。
症状別には、入院の必要がない軽症者が4911人と7割近くを占め、3週間以上の入院が必要な重症者は130人、死者は2人でした。
発生場所別に見ると、住居が最も多く、3割以上を占めています。
消防庁は、エアコンや扇風機で室温を調整したり、こまめに水分を補給するなど適切な予防を心掛けるよう呼び掛けています。
広告