北方領土の歯舞群島にある貝殻島の灯台にロシア国旗が掲げられたことについて、松野官房長官は「受け入れられない」として、ロシア側に申し入れたことを明らかにしました。
松野官房長官:「ロシアの国旗のような旗が掲げられたことについて、8月2日および25日、領土問題に関する我が国の立場に鑑み、受け入れられない旨外交ルートを通じて申し入れを行いました」
貝殻島の灯台では8月24日に外壁が白く塗られ、十字架のようなものが設置されていたことが確認されるなど、ロシア側が北方領土を実効支配していることを誇示しているとみられる動きが続いています。
松野長官は、こうした動きについて「政府として今後も注視していく」と述べました。
広告
