自民党の党内人事を巡り、岸田総理大臣は官房副長官を退任した木原誠二衆議院議員を幹事長代理と政調会長特別補佐を兼務させることで調整しています。
岸田総理は最側近の木原議員に官邸と党本部の調整役を担わせたい考えです。
当初、総裁が必要とした場合は兼務を認めるとする党規約の例外を適用し、幹事長代理と政調会長代理を兼務させることで調整していました。
ただ、特例を認めた場合反発がでる恐れがあるため見送られました。
幹事長代理は、幹事長を補佐する立場で党内からは「茂木幹事長への牽制(けんせい)ではないか」といった声も出ています。
来週、党内手続きを経て正式に決まる見通しです。
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