2025年に予定されている大阪・関西万博の会場建設費が当初の予定の1.8倍となる2300億円程度まで大幅に増額されることが分かりました。さらに上振れする可能性もあります。
 大阪府・市の関係者によりますと、資材価格や人件費の高騰が原因で、建設費は現在の計画から450億円積み増して2300億円程度まで膨らむ見通しです。
 費用は国、大阪府と大阪市、経済界の3者が3分の1ずつ負担することになっているため、増額する場合の負担額はそれぞれ150億円ずつとなります。
 また、会場の警備費も数百億円程度、膨れ上がるとみられ、総費用はさらに増える見通しです。
 ただ、度重なる増額に経済界から反発もあり、不透明な状況です。
 政府は今後、国の増額分については今年度の補正予算案へ計上することを検討しています。                      
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