イスラム組織「ハマス」とイスラエルとの大規模な戦闘が続くなか、上川外務大臣は、ヨルダンのサファディ外相と電話で協議し、事態の悪化を防ぐため、関係者への働き掛けを含め、緊密に連携していくことで一致しました。
会談のなかで、上川大臣は、ハマスによるイスラエルへの攻撃について、「罪のない一般市民への攻撃や誘拐は、どのような理由であれ正当化しえない」と述べ、強く非難しました。
一方、イスラエル側による報復攻撃で多くの死傷者が出ていることにも「深刻な憂慮」を示しました。
サファディ外相は、「深刻な懸念を共有する」と述べ、ヨルダン政府が取り組む外交努力を説明しました。
そのうえで、両外相は、「暴力は何も生み出さずさらなるエスカレーションを防ぐことが重要だ」として、関係者らに働き掛けを続けるなど緊密に連携していくことで一致しました。
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