中東情勢が緊迫するなか、政府は年内で期限が切れるガソリン代の補助金について、来年1月以降も延長する方向で調整しています。
イスラエルとイスラム組織「ハマス」の紛争によって原油価格の先行きが不透明なことから、政府はガソリンや灯油などへの補助金を延長する方針です。
ガソリン代に関しては先月7日から新たな補助金制度を導入し、今月中には全国平均価格を1リットルあたり175円程度に引き下げる方針です。
政府は、こうした激変緩和措置を少なくとも来年3月まで延長し、4月以降の継続も視野に調整を進めています。
月内にまとめる経済対策に盛り込むため、与党と協議を続けていく方針です。
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