中国大使に金杉氏、ロシア大使に武藤氏を決定 政府[2023/10/24 12:55]
政府は、中国大使に金杉憲治インドネシア大使を、ロシア大使に武藤顕前外務省研修所長を充てるなどの人事を決定しました。
新たに中国大使となる金杉氏は64歳で、外務省では中国などを担当するアジア大洋州局長や経済担当の外務審議官を歴任しました。
中国語を専門とする「チャイナスクール」以外からの起用で、中国による日本産水産物の輸入停止や日本人の拘束など数多くの問題に取り組むことになります。
2020年から3年間務めた現在の垂秀夫大使は交代となります。
新たにロシア大使となる武藤氏は63歳で、これまでロシア課長や在ボストン総領事などを歴任しました。
ウクライナ侵攻を続け中国と関係強化を進めるロシアとの難しいかじ取りを担うことになります。
2015年から8年間務めた現在の上月豊久大使は交代となります。