荒れ模様?政治刷新会議 “派閥解散”に茂木氏「何がやりたいんだ」[2024/01/22 18:07]

 政治の在り方などを議論する「政治刷新本部」の会議の状況について、自民党本部前から報告です。

 (政治部・岡香織記者報告)
 (Q.政治刷新本部の会議は今も続いているのか?)
 始まってから2時間ほど経ちますが、大体100人ぐらいが集まっていて、まだ終わりそうな気配はありません。

 途中で出てきた人に話を聞くと、派閥を解消すべきという意見が多く出た一方で、「解消すればすべてが解決する話ではない」「まずルールを破った人が責任を取るべきだ」といった声も多く出たようです。

 (Q.意見が割れているなかで、派閥を維持するとみられている麻生氏や茂木氏の様子は?)
 会議冒頭、2人の表情はとても険しい表情でした。取材してみると、茂木幹事長は「22日の会議はそもそも開けない」と岸田総理大臣に伝えていたようです。

 党で議論している最中に何の根回しもなく派閥の解散を打ち出したことに対して「一体何がやりたいんだ」と漏らしているようです。

 (Q.そういった状況で今後、まとまっていくのか?)
 22日の党の会議で示された論点整理には、派閥は残す形で「パーティーの禁止」や「閣僚人事の推薦の禁止」「法令違反があった派閥に対して党からの解散要求」といったことが盛り込まれていました。

 ただ、派閥の解消論も根強いため22日、23日の議論を踏まえて最終的に判断する形になると思います。

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