豊田自動織機の不正 「信頼損なう行為」林官房長官[2024/01/30 20:28]

 トヨタ自動車のグループ企業である豊田自動織機でエンジン検査の不正が新たに見つかった問題で、林官房長官は「自動車産業の信頼を損なう行為だ」と批判しました。

林官房長官
「自動車産業の信頼を損ない、認証制度の根幹を揺るがす。さらなる不正行為が明らかになったことは遺憾であります」

 不正を受けて国土交通省は30日、豊田自動織機のエンジン開発部門がある愛知県の碧南工場に立ち入り検査を行っています。

 一連の不正について、林長官は「背景として、企業のガバナンスに関する問題が大きかった」との見方を示し、立ち入り検査ではガバナンスに関する問題がないかという視点も含めて調査して、「厳正に対処していく」との考えを示しました。

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