26日に運航再開が認められたボーイング787型機について、全日空は28日朝から試験飛行を行い、機体の安全性を確認しました。
午前9時ごろ、全日空の伊東会長とボーイングのコナー社長を乗せた787型機は羽田空港を離陸した後、八丈島から紀伊半島を経由して、午前11時前に羽田空港に着陸しました。
全日空・伊東信一郎会長:「バッテリーの作動状況をモニターし、正常に作動しているのを確認しました」
日米の航空当局は26日に787型機の運航再開を認めましたが、改良前のバッテリーから煙が出た原因は現在も特定されていません。一方、エチオピア航空は27日、世界で初めて787型機の通常の運航を再開しました。機内はほぼ満席で、着陸時には乗客から大きな拍手が上がったということです。
広告