今年上半期の振り込め詐欺の被害額が全国で109億円に上り、去年の同じ時期より倍増していることが分かりました。
警察庁のまとめによりますと、今年に入ってから6月までに約4000件の振り込め詐欺事件が確認されていて、去年の同じ時期に比べて約46%増加しています。被害金額も45億円以上増えて、109億円余りとなっています。子どもなどになりすますオレオレ詐欺では、現金を振り込ませる手口が大幅に減った一方で、直接、現金を受け取るパターンが去年の同じ時期の3倍の1812件でした。だまされたふり作戦などで582人が検挙されましたが、このうち未成年者がほぼ倍増の116人でした。
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