カネボウ化粧品の美白化粧品で、肌がまだらに白くなるなどの被害が相次いだ問題で、日本皮膚科学会は7日午後、「使用を中止した患者の6割が回復に向かっている」と発表しました。
カネボウ化粧品によりますと、「白斑」などの被害が確認された女性は、これまでに8678人に上っています。日本皮膚科学会は午後、被害を訴えた女性のうち259人を調査したところ、使用を中止して半年ほどたった人の約6割で皮膚の色が回復し始めたと発表しました。4割については、経過を確認しながら治療方法を検討していくということです。
写真提供:カネボウ化粧品
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