注目されていた今年のノーベル文学賞は、カナダの女性小説家に決まりました。有力視されていた村上春樹さんは、残念ながら受賞を逃しました。
 東京・杉並区の喫茶店では、熱心な村上春樹ファンが集まり、発表の瞬間を見守りましたが、用意していたシャンパンで乾杯し、来年の受賞を願いました。新宿区の書店では、店員が売り場の看板をかけ替える作業に追われました。
 書店の店員:「来年、再来年と取れることを期待し、応援し続けていきたいと思います」
 今年の文学賞に選ばれたのは、カナダ出身で82歳のアリス・マンローさんで、発表では「現代短編小説の名手」と評価されました。代表作に「木星の月」などがあります。                      
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