福島県楢葉町の沖合に巨大な風車を浮かべた「浮体式洋上風力発電」の実験で、発電が始まりました。
いわき市で行われた運転開始式では、佐藤知事らがスイッチを押して発電が始まりました。楢葉沖約20キロに設置された風車は直径約80メートル、出力は2メガワットで、同じく洋上に浮かべた変電所を経由してケーブルで電気を送ります。実証実験は、福島県を再生可能エネルギーの集積地にしようと国などが進めていて、来年度には出力7メガワットの風車2基も設置され、技術などの検証が行われます。
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