「今年中に結果を」拉致被害者家族会が政府要請へ[2014/02/03 01:00]

 拉致被害者家族会は2日、東京都内で会議を開き、「政府に対し、今年中に被害者救出という結果を出すことを求める」などとする運動方針を決めました。

 会議には、飯塚繁雄代表や横田さん夫妻ら家族会のメンバー13人が出席しました。その場で、「もう我慢の限界、今年こそ結果を」という運動方針が決定されました。帰国していない被害者の親たちが平均で86歳と高齢化が進んでいることなどから、「年内に被害者救出という結果を出すよう、政府に対して強く迫っていく」ことが方針に盛り込まれました。
 飯塚繁雄代表:「頑張っていますというのはあるけど、結果がないというのでは、今年中に出してもらわないと困るという悲痛な思いが込められています」
 家族会は近く、古屋拉致担当大臣に運動方針を伝えるとともに、安倍総理大臣との早期の面会を要請することにしています。

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