社会

2014年3月10日 01:03

灯籠とイルミネーション 岩手で追悼の明かり

2014年3月10日 01:03

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 東日本大震災からまもなく3年。岩手県の陸前高田市や盛岡市では、震災の犠牲者を追悼しようと灯籠(とうろう)に明かりがともされました。

 会場は、かつてにぎやかな商店街でしたが、津波で壊滅し、今は更地になっています。そこに約1000個のろうそくと3万7000個の電飾が点灯されました。町の明かりを復活させようと地元の28歳の同級生らが企画し、11日まで行われます。
 一方、内陸にある盛岡市でも、約1万1000個の灯籠がともされました。集まった人たちは雪が降るなか、灯籠の温かい光を前に犠牲になった人たちをしのぶとともに、故郷再生への気持ちを新たにしていました。
 来場した人:「気持ちだけでも(灯籠に)添えるのが、被災していない側の出来ることかなと思う」

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