中国を訪れたまま連絡が取れなくなっていた神戸大学の教授が帰国し、現地の警察に拘束されていたことを明らかにしました。
行方不明になっていた神戸大学国際文化学研究科の王柯教授(57)は1日から10日まで、中国で少数民族などの研究調査を行う予定でしたが、7日、福建省で現地の警察に身柄を拘束され、取り調べを受けました。拘束の理由は明らかにしませんでしたが、身体的な苦痛などを受けることは無かったということです。王教授は24日に解放されて帰国、けがはありません。神戸大学によりますと、王教授が1日に雲南省で起きた無差別殺人事件に関与した疑いをかけられていた可能性もあるということです。
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