社会

2014年4月3日 11:55

「休日分散化」民間5社がGWに初の取り組み

2014年4月3日 11:55

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 民主党政権時代に立ち消えになった「休日の分散化」を、企業5社がゴールデンウイークに試験的に実施します。

 星野リゾート・星野佳路代表:「ゴールデンウイーク、夏休み、お盆、巨大な需要が国内にありながら、それが集中してしまうことによって様々な問題を起こしている」
 休日の分散化を実施する企業5社は、休日や祝日を分散させることで、旅行費用が安くなったり交通渋滞が緩和されるとみています。社員の観光意欲や消費意欲を高め、景気の向上につなげたい考えです。具体的には今月29日と5月5日、6日を出勤日とし、翌週の12日から14日を「後ろ倒しGW」とします。社員の選択制としますが、後ろ倒して休む場合は、宿泊施設を格安で利用出来るように配慮するということです。休日の分散化を巡っては、民主党政権時代には、地域ごとに休みをずらして取得する案が示されましたが、「全国に取引先がある企業は逆に休めなくなる」といった批判が相次ぎ、実現には至りませんでした。

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