子どもの健康診断が変わる。文部科学省は、来年度を最後に「座高測定」と「ぎょう虫検査」の廃止を決めた。座高の測定は、内臓の発育などを確認することが目的だったとされるが、「根拠がない」「結果が活用されていない」との疑問の声が出ていた。また、ぎょう虫検査も子どもの寄生虫感染が激減。最近は、検出率が1%以下で推移していた。一方、しゃがむことが出来ない子どもや肩などに炎症を抱えている子どもも少なくないとの指摘から、筋肉や関節などに異常がないかを調べる新たな検査を2016年度から始めることとした。
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子どもの健康診断が変わる。文部科学省は、来年度を最後に「座高測定」と「ぎょう虫検査」の廃止を決めた。座高の測定は、内臓の発育などを確認することが目的だったとされるが、「根拠がない」「結果が活用されていない」との疑問の声が出ていた。また、ぎょう虫検査も子どもの寄生虫感染が激減。最近は、検出率が1%以下で推移していた。一方、しゃがむことが出来ない子どもや肩などに炎症を抱えている子どもも少なくないとの指摘から、筋肉や関節などに異常がないかを調べる新たな検査を2016年度から始めることとした。