国の特別天然記念物で、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のアホウドリとみられる雛(ひな)が小笠原諸島で発見されました。
雛1羽が見つかったのは小笠原諸島の媒島で、東京都は今後、アホウドリかどうかDNAの分析を進めることにしています。小笠原諸島では戦前まで、アホウドリ数万羽が生息していましたが、羽毛採取のための乱獲で絶滅していました。その後、環境省などが伊豆諸島の鳥島に生息するアホウドリを小笠原諸島に移住させ、繁殖地域の復活を目指していました。今回、発見された雛がアホウドリと特定されれば、小笠原諸島で戦後初めての繁殖となります。
東京都HPから、映像提供:東京都
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