米軍ヘリ墜落から10年 沖縄国際大学で写真展[2014/08/13 11:52]

 2004年に沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリが墜落して、13日で10年です。事故後も変わらない沖縄の現状について考えようと、写真展が開かれています。

 2004年8月13日、アメリカ軍普天間基地所属の大型ヘリが沖縄国際大学に墜落・炎上しました。宜野湾市の真ん中にある普天間基地は、かねてからその危険性が指摘されていたうえ、日米地位協定によって日本の警察や行政もアメリカ軍によって現場から排除される異常事態となりました。政府は事故をきっかけに、普天間基地の名護市辺野古への移設計画を加速し、移設に反対する県民との間に深い溝を残し続けています。大学では13日から、事故の記憶を忘れまいと写真パネル展を開催。また、午後からは構内の墜落現場でセレモニーを開き、事故後も変わらぬ沖縄の現状について考えるとしています。

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