社会

2014年9月8日 13:52

尖閣諸島の警備を強化 沖縄県警の警察官増員へ

2014年9月8日 13:52

広告

 中国船による尖閣諸島への領海侵犯が頻発するなか、警察庁は、沖縄県警の警察官を数十人規模で増員する方向で調整を進めていることが分かりました。

 警察庁によりますと、日本が尖閣諸島を国有化した2012年9月以降、周辺海域での中国公船による領海侵入が延べ300隻以上確認されています。このため、警視庁など県外の警察官を沖縄に派遣し、警備を強化してきました。派遣された警察官は、不法上陸に備え、24時間態勢で周辺での警備を行っているため、短期間での交代が繰り返されています。警察庁は、現場の沖縄県警の警察官を数十人規模で増やすことで警備のメンバーを固定することが可能となり、対処能力の向上にもつながるとしています。警察庁では、来年度以降の実現を目指す方針です。

広告