山の異常を監視するカメラを複数設置する方針を固めました。
大量の火山灰が降った後に雨が降ると、水を含んだ灰の重さを地盤が支えきれず、土砂崩れが起きることがあります。御嶽山の噴火について国土交通省が調べた結果、低温の火砕流が流れた山の南側や風が吹いて大量の灰が飛んだ山の東側で、土砂崩れなどが起きる危険性があることが分かりました。国土交通省は、山の異常を24時間態勢で監視するため、臨時のカメラを複数箇所に設置する方針を固めました。御嶽山は1984年に長野県西部で起きた強い地震の際に、斜面が崩れて29人が亡くなるなど、元々、地盤が弱い場所です。
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