高円宮家の典子さまが、出雲大社の神職・千家国麿さんとの結婚式を挙げられ、皇族の身分を離れました。
千家典子さん:「今までと変わりなく、大変に愛情を注いで頂いておりますし、また、私も愛情を注いでおります」
千家国麿さん:「きょうは台風が近づきまして、心配をしておりましたけれども、無事に済みまして、大変、心が晴れやかでございます」
結婚式は5日午前11時から、出雲大社の拝殿で新郎新婦の親族のみ21人が出席して執り行われました。その後、2人は地元の人たちによる伝統的な行事に出席し、お祝いを受けました。午後1時半には、それぞれの代理人が市役所に婚姻届を提出しました。皇族が結婚によって皇籍を離脱するのは、天皇皇后両陛下の長女・黒田清子さん以来、9年ぶりです。典子さんには、今後も品位を保つために1億675万円の一時金が払われます。6日は松江市内のホテルで、地元の人たち約300人が出席して披露宴が行われます。
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