社会

2014年11月10日 23:59

小笠原で“サンゴ密漁船”が減少 燃料切れか

2014年11月10日 23:59

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 小笠原諸島周辺などで中国のサンゴ漁船とみられる船が増えている問題で、船の数が先週と比べて減っていることが分かりました。

 小笠原諸島などの周辺でサンゴを密漁しているとみられる中国漁船は、先月末から200隻ほどの数で推移していました。海上保安庁によりますと、7日には191隻の漁船が確認されていましたが、10日午前の時点で、141隻しか航行しておらず、徐々に減ってきているということです。中国漁船が積んでる燃料は、船の大きさなどから約30日分とされていて、燃料が切れつつあるため、船が戻り始めているとの見方もあります。実際に10日に確認された141隻のうち76隻は中国がある西に向っていました。ただ、今いる漁船が帰っても、新たに別の船が来る可能性もあるとして海上保安庁は警戒を続けています。

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